概要
CatRecorder は、Core ML によりネコのリアルタイム認識を行うアプリです。ネコを検出すると、自動的にフォトライブラリーにセーブすることができます。
アプリ作成のきっかけ
Apple へのアプリの申請には、ネコ撃退というタイトルにすると、動物虐待で通らないかと思い、CatRecorder という無難なタイトルにしています。しかし、実はネコ撃退ソフトとして作ったアプリです。
というのも、頻繁に庭に野良猫がフンをしにきて、フンの掃除が面倒なので困っていました。そこで、猫よけが欲しいと思ったのですが、赤外線認識だと、人間でも動作して不調です。そこで、カメラでネコを認識して、犬の鳴き声を再生すれば、びっくりして来なくなるかなと思いました。それだったら、iPhone の物体認識があれば簡単にできるんじゃないかと思い、このアプリを作りました。このアプリをネコがよく通る場所に仕掛けておいて、猫を検出したら犬の鳴き声を再生して撃退する、という使い方を想定していました。このため、猫検出時の音声には、犬やライオンの吠える声をいれてあります。
しかし、残念なことに、このアプリが出来上がるのとほぼ同じ頃に野良猫が来なくなってしまい、テストができません。もし、猫を飼っていたら試してみてください。愛猫にはそんなことしたくないとは思いますが、もし試したら効果について結果を教えてください。
動作条件
- Core ML を使用しているため、iOS 13.0以上が必要です。
- 観測するためのネコが必要です。:-)
- ネコを撮影するために、iPhone のカメラにアクセスします。
- 検出したネコの画像を保存するために、iPhone のフォトライブラリーにアクセスします。
重要
エネルギー消費
CatRecorder は、高速なリアルタイム画像認識を行うため、比較的高いCPUパワーを必要とし、バッテリーパワーを消費します。使用しない場合は、必ずアプリを終了してください。
連続使用の場合は、iPhone をプラグインし、バックライトを暗めに設定して、バッテリーの消費を防いでください。
CatRecorder の使い方
A real-time cat recognizer.- CatRecorder を起動すると、バックカメラからのビデオ表示を始めます。
- ネコに近づき、撮影します。ネコを認識すると、それぞれのネコを緑の枠で囲い、ネコのアイコンでマークします。
- IMAGE SAVE SWITCH をオン(カメラアイコン側)にすると、検出したネコを撮影し、フォトライブラリーに保存します。
- タイムインターバルで指定された時間経過後、再びネコが検出された場合にネコを撮影します。
- タイムインターバルは、STOPWATCH BUTTON より変更できます。
- シャッター音は、SPEAKER BUTTON より変更できます。
- 画像をセーブするかどうかは、IMAGE SAVE SWITCH で指定します。
- 犬もネコと同様に認識され、緑枠とアイコンでマークされますが、ネコの認識数が 0 の場合は画像は保存されません。これは仕様です。
メニュー
STOPWATCH BUTTON (右上)
- STOPWATCH BUTTON を押すと、Photo Shooting Interval ダイアログが表示されます。
- 時間間隔を指定し、セーブボタンを押して、ネコ検出のタイムインターバルを設定します。
SPEAKER BUTTON (右中)
- スピーカーボタンを押すと、Shutter Sound ダイアログが表示されます。
- シャッター音を選択し、セーブボタンを押して、シャッター音を指定します。
IMAGE SAVE SWITCH (右下)
- IMAGE SAVE SWITCH をオンにすると、ネコを認識した時の画像をフォトライブラリーに保存します。
Privacy Policy
Please refer to CatRecorder Privacy Policy.